オンラインセミナー|前編+後編

依存症とポリヴェーガル理論

なぜ人は「やめたいのにやめられない」のか?
自律神経の視点が、依存症臨床の常識を変える。

薬物・ギャンブル・ゲーム・性依存——表面上は異なる問題の背後にある
「身体が安全を感じられない」という共通メカニズム。
前編では理論的枠組みを、後編では臨床事例を通じて深く学びます。

THE PROBLEM

従来のアプローチだけでは
依存症は解決しない

01

「意志の問題」では片付かない

依存行動を「意志の弱さ」と捉えるだけでは、再発を繰り返すクライアントの苦しみに寄り添えません。

02

身体の反応が見落とされている

認知行動療法だけでなく、自律神経系がどう関与しているかを理解することで介入の幅が劇的に広がります。

03

異なる依存に共通する根が見えない

薬物もギャンブルもゲームも性依存も、「安全の欠如」という神経系の反応で統合的に理解できます。

04

トラウマの視点を持とう

なぜ依存行動が止まらないのか。理屈ではなくて体の反応に視点を持つためには「トラウマの理解と支援」が欠かせません。

05

心身の発達という視点が見落とされている

依存症の回復が遅れている事例の中に「心身の発達」という視点が役立つことが多いです。

06

関係性やセラピストのあり方が重要

支援者との関係性や支援者のあり方(関わり方)が回復に大きな影響を与えています。

NEW FRAMEWORK

ポリヴェーガル理論が
依存症臨床に革命をもたらす理由

スティーブン・ポージェス博士のポリヴェーガル理論は、
人間の安全・危険・生命の危機に対する自律神経の3つの反応パターンを明らかにしました。
この理論を依存症に適用することで、まったく新しい理解と介入が可能になります。

🧠 従来の理解

  • 依存は「快楽の追求」が原因
  • 意志力と動機づけで克服できる
  • 認知の歪みを修正すれば改善する
  • 各依存症は別々の問題として扱う

⚡ ポリヴェーガル的理解

  • 依存は「安全を感じられない身体」の代償行動
  • 自律神経の調整能力を回復することが鍵
  • 身体感覚と社会的つながりからアプローチ
  • すべての依存に共通する神経生理学的基盤を理解

PART 1 — 理論編

【前編】依存症×ポリヴェーガル理論
理論的枠組みを体系的に学ぶ

「なぜ身体から依存を理解する必要があるのか?」
前編では、ポリヴェーガル理論の基礎から依存症への適用、
そして心理教育への活用法までを体系的に解説します。

前編で学べること

  • ポリヴェーガル理論の核心:腹側迷走神経系・交感神経・背側迷走神経系の3つのモード
  • 依存行動が「凍りつき」や「闘争・逃走」の代償としてなぜ生じるか
  • 薬物・ギャンブル・ゲーム・性依存に共通する自律神経のパターン
  • 各依存症の「相違点」を神経生理学的に整理する方法
  • クライアントに伝わる心理教育の組み立て方
  • 「安全の合図」を臨床場面でどう提供するか
ポリヴェーガル理論の概念図

本セミナーの対象者

  • 依存症臨床に携わる医療者・心理職
  • ポリヴェーガル理論を臨床に活用したい方
  • 対人支援職で新しい理論枠組みを求める方
  • ソーシャルワーカー・精神保健福祉士

PART 2 — 事例編

【後編】事例編で学べること

  • ポリヴェーガル理論に基づく依存症の臨床事例の紹介
  • 自律神経状態の見立てと介入アプローチの実践的知見
  • 依存行動の背景にあるトラウマについての理解とアプローチ
  • 医療・心理・福祉現場でも活かせる「見立てと関わり」

前編で学んだ理論的基盤を、実際の臨床事例を通じてより深く理解する実践的な内容です。
医療者、心理職、福祉・教育職の方に特に適した専門セミナーです。